2017-03-10 第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
しかも、勤務時間の内訳を見ると、授業時間は参加国平均のレベルなんですけれども、学校運営業務や事務業務等の時間がかなり長くなっている。 きょうも、読売新聞に、東京都の調査ですけれども、副校長の業務が管理業務等々で非常に大変で、PTAとの連携を図ったりしなければいけない、校内外での業務が集中すると。副校長の勤務時間が職務を続けることが困難なほど長いと答えた教員が、小学校で五五%、中学校で四九%。
しかも、勤務時間の内訳を見ると、授業時間は参加国平均のレベルなんですけれども、学校運営業務や事務業務等の時間がかなり長くなっている。 きょうも、読売新聞に、東京都の調査ですけれども、副校長の業務が管理業務等々で非常に大変で、PTAとの連携を図ったりしなければいけない、校内外での業務が集中すると。副校長の勤務時間が職務を続けることが困難なほど長いと答えた教員が、小学校で五五%、中学校で四九%。
一方、先ほど来お話がありますように、OECDのTALIS調査の結果にもあらわれていますが、日本の教員の一週間当たりの勤務時間は参加国中最長となっておりまして、その内訳は、先ほど委員から御紹介いただきましたが、授業時間は参加国平均と同程度であるのに対して、課外活動の指導時間が長いということが示されております。
○国務大臣(松野博一君) 国際教員指導環境調査の結果では、授業時間は参加国平均と同程度であるという結果が出ております。しかし、課外活動の指導や事務業務などに関わる時間が長いという結果であり、これを受けて、チーム学校の推進や学校現場の業務の適正化等の取組を進めていかなければならないと考えております。
中でも、一週間当たりの勤務時間に占める部活動などの課外活動の指導時間は、参加国平均が二・一時間であるのに対しまして我が国は七・七時間、事務業務につきましては、参加国平均が二・九時間であるのに対して我が国は五・五時間と、特に長い実態でございます。
特に日本の場合は、参加国平均が五〇・六%の中で、我が国は八六・四%。これは、やはり教職員の多忙さというものを一つ裏づける調査だと私は思っております。
参加国平均は八・七%。日本は、五一・〇%、断然高い。にもかかわらず、職能開発の参加の障壁、今おっしゃったように、職能開発の日程が仕事のスケジュールと合わないというのが八六・四%、参加国平均五〇・六%に対して。これも本当に、それぞれが最も高い。研修したくても、忙しくて研修になかなか参加できないという実態があるということを示しております。もっともな悩みだと思うんです。
この中で、もう一度仕事を選べるのなら教員になりたいと回答した割合、全参加国平均七七・六%であったのに対して、日本の場合は五八・一%、この調査に参加している国の中では最低レベルになっております。 また、これは私もまた教員の方に伺うと、自分の子供に、学校の先生になりたい、あるいはなってほしいというふうに思うかと聞いたら、まず学校の教員は勧めないというお話もよく伺います。
OECDが二〇一三年に実施をした国際教員指導環境調査によりますと、教員の一週当たりの仕事時間は、参加国平均は三十八・三時間であったのに対し、我が国は五十三・九時間、参加国中で最長であった。これは、これまで議論が出ておりますいろいろな要素があると思っておりますが、仕事の配分で見ると、我が国の教職員は授業以外の業務に多くの時間を費やしておるということが明らかになっております。
中学校教員で一週間当たりの平均勤務時間は、参加国平均が三十八・三時間であるのに対し、我が国日本は五十三・九時間で、調査に参加している国・地域の中で最長であります。特に、一週間当たりの勤務時間に占める部活動などの課外活動の指導時間は、参加国平均が二・一時間であるのに対し、日本は七・七時間と特に長くなっております。
○国務大臣(馳浩君) よく数値として引き合いに出させていただきますが、OECDの国際教員指導環境調査、この結果によりますと、参加国平均が三十八・三時間、日本は最長ですよ、五十三・九時間、これは平均ですよね。
中学校教員の一週間辺りの平均勤務時間で日本が五十三・九時間、参加国平均は三十八・三時間であります。また、平成二十六年度に文部科学省が実施した教職員の業務実態調査では、平日の平均在校時間が小学校教諭では十一時間半、中学校教諭では十二時間となっているなど、改めて教員の多忙化の実態が示されたものと認識しております。
○副大臣(丹羽秀樹君) 現在、本年六月に公表されましたOECD国際教員指導環境調査、通称TALISでは、我が国の中学校の教員の一週間当たりの勤務時間は約五十四時間と世界最長、参加国の中で最長とされておりまして、授業以外の諸活動に従事する時間が参加国平均よりも最も長くなっております。
このTALISの調査を見ていますと、日本の場合、週の労働時間は一番長いんですけれども、指導、授業に使った時間というのは、実は参加国平均よりも短いという、ある意味でいうと、本来、教員が最もやらなければいけない子供たちと向かい合う時間というものが実は長時間労働の割に平均よりも低いという、特異な労働時間になっているというのは非常に大きな問題だろうというふうに思います。
しかも、参加国平均が三十八・三時間ということですから約一・四倍、そういう意味でいうと、すさまじい長時間労働が日本の中学校の教育現場で恒常化をしているということが明らかになりました。
それと同時に、授業以外の諸活動に従事する時間が参加国平均よりも長いということでございます。 それから、質の向上に関係することといたしまして、教員の資質、能力向上が非常に期待されている中で、研修への参加意欲、これは日本の教員、非常に高いものの、参加が困難な状況ということが見られます。そして、それは業務多忙によるということが大きな原因になっております。